素晴らしき一日
今日は自分が社長になって初めての新築工事(作業倉庫)の契約で、朝からドキドキ
今までは契約は全て亡き前社長がやっていたので、契約のやり方も何も分からず朝からちょっとパニック状態
お客様に「今から行きます!」と言う電話をかけようと思って電話をしたら、奥様が出たので、「旦那様いますか?」って聞いたら、「旦那は去年亡くなったでしょ!」って言われ、一瞬焦りましたが、間違って今回のお客様を紹介してくれた同じ名字の叔母様の家に電話をかけちゃった事に気付きました
その後気を取り直して電話をしてから、お客様の家に行き、不慣れながらも無事契約できました
今回のお客様には前社長が亡くなった時に、「喪主をやりながら仕事手配するのは大変だろうから、本当は新築後に頼む予定だったけど、先に外構工事やお母屋の外部工事をやってていいよ!」と言っていただき、社長である親父が亡くなると言う、個人的にも会社にとっても最大の窮地を救っていただきました。
普通なら、社長が亡くなる=会社は危ない、と言う思いにかられると思うので、前社長が亡くなった時には、違う工務店に変えられる事も覚悟してたのに・・・・
しかも新規のお客様で・・・・
その当時ちょうど仕事が切れかけてた時だったので、約1ヶ月かかる仕事を出していただけたお陰で、あまり仕事の心配をせずに、自分は喪主に専念できました。
新築工事の金額に関しても一切何も言わずに、「社長が亡くなったばかりで資金繰りが大変だろうから、一括で工事代金払いますよ!」って・・・・
勿論、「まだ工事も初めてもいないのに全額もらう訳にはいけません!」って断りましたが、お客様の心遣いが本当にありがたかったです。
今回の事でお客様には一生忘れられぬ大恩ができてしまったので、これからの工事で少しずつ返して行かなきゃいけません。
自分が逆の立場だったら、社長が亡くなった時点で、工務店に「少し考えさせて下さい・・・」と言って、直ぐに工事は頼まず、その会社がちゃんと存続していけるのか様子を見たんじゃないかと思います・・・・
世の中こんなに素晴らしい人がいるとは驚きです。
で、無事に契約がまとまり来週には地鎮祭&着工なのですが、そこに間に合わせるべく確認申請をとらなければいけないので、図面作成や書類作成でこれからが大変です
これまで味わった事のない大恩を返すべく、今から死ぬ気で頑張らねば
そして契約していた外では地盤調査が行われていました
住宅ではないので、地盤調査をする義務はないのですが、お客様の希望だったので
来週には自分が社長になって初めての地鎮祭なので、既に緊張しちゃってます
契約後には新しく発足された「ふくしま家づくり研究会」の説明会に郡山へ
凄く為になったリフォームイベント勉強会後に理事会があったのですが、副会長になる事になってしまいました
自分では力不足であるとは思いますが、大役に声をかけていただいた事を名誉に思い、会の為に一生懸命頑張ろうと思います
今朝の大きな感動でお腹がいっぱいになり晩御飯が食べれませんでした
今日は色々あった一日でしたが、生きてるって本当に素晴らしいなと思いました