大工
大工の「工」は本来「匠」を表し、大工とは「大いなる匠」って意味になります。
匠とは優れた技術を持つ人を意味するので、大工とは大きな優れた技術を持つ人って事に。
大工とはそもそも今でいう棟梁を表し、一般の職人さんは右官と呼ばれてました。
社長曰く、「昔大工はお客様から「大工様」って様付けで呼ばれてて、家を建ててる間は、お客様から毎日ご飯も出されてたんだ!」だそうです。
今では大工の威厳も給料も低下し、フランクに「大工さん」って呼ばれるようになり、逆にお客様を様付けて呼ぶ時代に。
時代が変われば何とやらで、お客様は神様なのでお客様を様付けするのは異議なしですが、お客様から「大工様」って呼ばせるだけの威厳のある大工が減ってしまった事が寂しいような気がします。
とは言うものの現代のほとんどの住宅は短期間でプラモデルにように建てられ、威厳のあるような仕事はあまりなくなってしまったし、手の込んだ威厳のあるような家を建てたいと思いつつも・・・・・
社長からすると現代の、匠が必要とされない住宅は面白くないのかもしれませんね。
まぁ時代は常に進んでいるので昔の事を言っても仕方ないのですが・・・・
今日の名言
うしろを振り向く必要はない。
あなたの前には、いくらでも道があるのだから。
by魯迅