着うた
親父が亡くなるまで、自分の携帯の着信は約半分が親父からの着信でした。
マメな親父だったので、仕事や仕事以外の事でもしょっちゅう電話をかけてきてました。
その親父の着信専用に使ってた着うたがFROWのSIGN。
何故この曲を親父用の着うたにしたかは自分でも良く分かりませんが、もう自分の携帯からこの曲が流れなくなって約1ヶ月・・・・・
YouTube: FLOW HD – Sub Spanish – Final Version.flv
思えば亡くなる1ヶ月とちょっと前の2月の中旬に、末期癌の上に風邪をひいて命尽きかけてた親父が、風邪で会社を休み寝込んでた自分に、夜遅くわざわざ風邪薬を持って来てくれた親父。
家族の為、従業員の為、お客様の為に自分の身を削る事ができて、多くの人から好かれてた親父。
代われるものなら親父の代わりに自分が死んであげたかった。
多くの人の為になれる親父が死に、自分のようなロクに役にも立たない人間が生き残ってる事に不条理さを覚えます。
と、こんな記事を書いていると、自分がこの世で親父が一番大好きだった事に気付きました。