会津の注文住宅・リフォーム工事の設計、施工、不動産情報｜田辺工務店

　告別式以後、連日休みなく仕事の依頼が入り、人知を超えた何かを感じる毎日。

　それでも今日は流石にないだろうと思ってたのですが、午前中に会津美里町のお客様から電話が入り、排水の調子が悪いと言う事で、無理を言って午前中の内に設備屋さんと見に行ったら、下水工事とトイレの改修工事を頼まれてしまいました。

　僕は初めて会ったお客様だったのですが、「社長さんには何かとお世話になってたので、何が何でも田辺工務店でお願いします。」と言われ、あっさりと工事する事に決まり、怖いくらいにビックリです

　その他にも１０年前ほどに新築工事をさせて頂いたお客様の実家の工事を紹介されたり、タウンページでたまたま電話をしてくれた人の家に行ったりと、訳がわからない内にとんとん拍子で仕事が決まって行くので、本当に驚きです

　ただ急に予定が変わってしまうので、お客様のお礼回りが全く進みません・・・・

　現場の方もコツコツ進み、今日は一人大工さんの手が空いたので、久しぶりに手造りポストが再開

　まだ完成までの半分と言った感じですが、誰も見たことが無いようなポストができる予定です

　この頃一日平均３件以上の見積もりを作っているのですが、間髪入れずに仕事の依頼が入るので、作っても作っても見積もりの仕事がなくなりません

　頭はパニック気味ですが、本当にありがたい事です

　そして今日は昔からお世話になっているお客様に紹介された、お客様の近所の方に見積書を持って行き、仕事内容を説明して仕事を無事依頼されました

　紹介してくれたお客様の顔を潰さないように頑張らなきゃいけませんね

　紹介と言えば、何かと仲良くさせて頂いている業者さんから電話がかかって来て、リフォームを考えているお客様を紹介されました

　紹介には、主にお客様からの紹介と、業者さんの紹介があり、勿論どちらの紹介も嬉しい訳ですが、一番嬉しいのが業者さんからの紹介です

　何故かと言うと、業者さんは田辺工務店以外の仕事もしていて、色々な工務店を知っている中で、自分の大事な知り合いを田辺工務店を紹介してくれるのが本当に嬉しいです

　基本的に田辺工務店では新規の営業はかけてない中で、ここまでやって来れたのは社長がお客様や業者さんから信頼された人間だったからこそであり、今後その社長への信頼を裏切らないように頑張らなきゃと思います

　そう言えば今日の仕事帰りにいつもお世話になっているお客様から電話がかかって来て、ちょっとした仕事の依頼と、励ましの言葉をかけていただき、最後に「田辺工務店のカレンダーの今月の標語が今の貴方にピッタリな言葉だよ！」と言われたので、家に帰ってカレンダーに書いてある４月の標語を確認したら、「伸びる人は自分で心配や不安を切り捨てていく」と書いてありました。

　ちょっと僕を買いかぶりな気もしますが、凡小で大した才能も無い自分を「伸びる人」と、信じてくれる人が１人でもいる限り精一杯頑張ろうと思います

　会津もようやく春らしい天気になって来て、これから仕事本番です

　昨日から始まった雪害による外壁改修工事も予定通り無事完了

　お客様にも喜んでもらえ、今回が初めての仕事だったのですが、「何かあったらまたお願いします。」と言われたので嬉しかったです

　天国から営業してくれている社長のお陰で、今日も仕事の依頼が入り嬉しい限りなのですが、見積書を作るのが間に合わずにてんてこ舞い

　中々お礼回りが進まないのでちょっと辛いですが、社長が亡くなっても仕事をいただける事を励みに頑張るしかないですね

　社長が亡くなって今日で二七日。

　毎日毎日がジェットコースターのようにあっと言う間に過ぎて行き、訳がわからない内に二七日になってました

　そんなジェットコースターのような日々を過ごしながら、今朝は久しぶりに天気が良かったので、ようやく外仕事に取り掛かったら、ジェットコースターのように天気が変わり、お昼前には雨降りに

　仕事内容は隣家の落雪で壊れた外壁の改修工事で、今日は既存の壁を剥がしてみた所、何故か半分しか断熱材が入ってなかったので、お客様の要望で断熱材を入れる事に

　今回の工事は昔からのお客様から紹介されて、落雪したお宅と、現在直している落雪で壁が壊れてしまったお客様とも仲良くなれたので、今後も仕事を頼んでいただけるように頑張りたいと思います

　社長が亡くなってからと言うもの、毎日１件以上仕事依頼が入っているのですが、その半分近くが雪害による雨どいの修理です

　やっぱり雪が融けると雪害の修理が増える訳ですが、板金屋さんが忙しいため早めに対応できないのが辛いですね

　そう言えば毎日毎日仕事が増えて行き、頭の整理が間に合わず、今日は昼前にお客様と夕方までに行く約束してた事がすっかり飛んでしまい、仕事終わりに思いだし、慌てて電話をして夜遅くに伺ったら、「忙しいのは分かってたから電話はしませんでした。」と優しい言葉をかけていただけました。

　その他にも夜に伺う約束を１つ忘れてしまって・・・・・

　２つも約束を忘れてしまい非常に情けないです・・・・

　もっと気を引き締めなければ。

　今日は用あって土湯峠を通って福島市へ

　私用を済ませた後は、５年前に新築工事をさせていただいたD様の家へ

　D様は社長が亡くなった時に忙しい中、福島市から自宅に線香をあげに駆け付けてくれて、悲しみに暮れてた中で、お客様が福島市から駆け付けてくれた事は、自分にとって驚きであり、最高の喜びでした。

　それにD様には去年福島で仮設住宅を建ててる時にも、突然差し入れを持って激励しに来てくれたりと、いつも驚きと喜びをいただいていて、ただただ感謝です

　それにしてもD様の子供さんに久しぶりに会ったのですが、かなり大きくなっていたのでビックリ

　５年の時の流れをしみじみ感じました

　福島市からの帰りの途中には猪苗代湖によって、１人でしばし黄昏て来ました

　きっと本当の悲しみなんて

　自分一人で癒すものさ

YouTube: 渡邊美里-My Revolution

　夢を追いかけるなら

　たやすく泣いちゃだめさ

　君が教えてくれた

　My fears My dreames 走りだせる

　東京では桜が咲いてるみたいですが、会津は今日も雪が降り、時折吹雪と、本当にいい加減にして欲しい天気が続いてます・・・

　天気のせいでイライラ感が募る中、今日は見積書の作成と、お客様のお礼回りで、あっと言う間に一日が終わってしまいました

　お礼回りの中でも、今日は社長が建てた家の中で、生前に田辺工務店の最高傑作と自慢してたお宅へ

　玄関までは入った事があったのですが、初めて家の中に

　社長が最高傑作と自慢してただけあって、自分が言うのも何ですが、凄い造りでした（写真撮り忘れたので、今度撮って来ます）

　お客様が、「社長には誰にも自慢できる家を造ってもらったんだ！」と喜んでくれている姿を見て、生きた証を残せる建築と言う仕事の素晴らしさを改めて感じた次第です

　社長の告別式から早いもので一週間が経ち、慣れぬ事ばかりで大変な毎日ですが、精神的にはだいぶ落ち着いてまいりました

　社長が亡くなってから、連日のように仕事の依頼が来て、死してなお営業している社長は改めて凄い人だなと思います。

　今日は床改修工事を依頼されたお客様と打ち合わせをして、その後は訳あって柳津へ

　もう４月なのに会津は連日のように雪が降っていていますが、柳津は所々雪が残っていて結構寒かったです

　今日からガンガン仕事をするぞぉぉぉぉと思ってたら生憎の雨で、予定してた外壁改修工事ができずに、大工さん１部隊に何をさせようかと途方に暮れ、無い頭を絞って考えたら、「いつでも暇な時にやってね！」とお願いされてた仕事を２つほど思い出したので、朝一番でお客様に連絡して何とか今日の仕事を確保

　一つは社長が生きてる内からお願いされていた、「世界に一つだけのポスト」

　昨日挨拶に行き、生前社長が最も慕っていたお客様からの依頼だったので、気合を入れて製作開始

　本当は社長が設計する訳だったのですが、図面を描く前に亡くなってしまったので、自分の構想だけを大工さんに伝え、お客様と大工さんで打ち合わせをしてもらいました

　誰も見たことが無いようなポストができる予定です

　ただ合間を見ながらの作業になるので、完成は未定ですが

　もう１部隊は湯川村にて土蔵の床を改修中

　それに今日は今度始まる車庫の新築工事の図面を作成

　何だか久しぶりに図面を描いたような気がしますが、図面を描きたくてこの仕事に就いたので、やっぱり図面を描くのは楽しいです

　社長が変わる事で話し（仕事）が無くなる事も覚悟してましたが、「社長が亡くなって、完成まで見てもらえなかったのは残念ですが、田辺工務店を信頼してるので引き続きお願いします。」と言われたのがとても嬉しかったです。

　素敵なお客様をたくさん残してくれた社長に感謝

　いつまでも悲しんでいられないので、今日からブログは通常モードで頑張ります

　と前向きになった本日、朝起きたら４月なのに外が真っ白でビックリ

　しかも今日から４日間会津は雪マークが・・・・・・

　天気ばかりはどうにもなりませんが、いい加減にして欲しいです

　朝には雪が積もり、時折吹雪と困った天気の中、今日から本格的にお礼回りを開始

　今日は葬儀で弔辞も読んでいただき、生前社長が兄と慕ってたお客様の所へ

　尽きる事ない話しの中「社長の事は放射能と一緒で、３０年間は消えないよ」と言われたのがとても印象的で、息子として本当に嬉しかったです

　そのお客様と社長は何をするにも一緒で、大好きさがひしひしと伝わっていたので、亡くなる日の朝に電話をしたのですが、ほんの数十分かの差で間に合わず、最後に合わす事ができなかったのが残念で止みません・・・・

　次も色々とお世話になったお客様の所へ行ったのですが、いつまでも話しが尽きず・・・・・

　留守の人もいて夕方までで結局２軒しか回れず・・・・

　お礼回りのゴールは果てしなく遠いような気がします

　お客様と話せば話すほど、父がお客様方から心から愛されていたんだなぁと感じて、寂しいやら嬉しいやらで

　これからは父の顔に泥を塗らないように頑張って行かねばと思います。