若手育成
家は建てたら終わりではなく、家は建てた後が大事になります。
今日は今月１日入社した勇人君の訓練校の入校式でした。
会津には大工さんを育成する訓練校があり、今年から勇人君も通う事になり、去年から訓練校に通い今年から２年になる智ちゃんと合わせ、二人が訓練校に通う事になるのですが、悲しきかな今年の訓練生は田辺工務店の若手２人だけと言う寂しい状態になってしまいました。
このまま来年訓練生が入らないと廃校になる可能性が・・・
ただでさえ景気が悪い中、東日本大震災があり、若手育成所ではないかもしれませんが、若い職人がいないと言う事は、建てた家を永くメンテナンスできません。
何十年と永く住む家なので、これから家を建てようとする方には若い職人さんがいるかどうかも、業者選びの基準に入れて欲しいなぁと思います。
大きなお世話だとは思いますが、若い職人さんがいるのは武器になると思うので、他の工務店さんにも、大工の未来の為に、是非若い職人さんを積極的に育てて欲しいです。
勇人君が入社して２０日が経ちますが、若手が二人になって思う事は、一人よりも二人いた方が育てやすいですね。
今、田辺工務店の７人の職人さんの平均年齢を計算してみたら４６．７歳。
もし若手二人がいなかったら、５５．６歳。
若手二人が平均年齢を１０歳も下げてくれました。
社長とも色々話しましたが、田辺工務店の将来の為にも、お客様の家を末永く責任もってメンテナンスしていく為にも、今後もう一人位若い職人さんを育てようと思っています。
そして職人さんの平均年齢で４０歳前半に近づけたいですね。
